山崎川の桜後編は人がいない桜だけの写真

桜(Cherry Blossoms)
山崎川桜-1

FUJIFILM FinePix S2 pro+TAMRON 17-35mm f2.8-4.5 / TAMRON 90mm f2.8 SP



 今日は昨日の山崎川の続きで、桜編をお届けします。今日の写真は、人入りではないのだ。ちょこっと入っているくらいでは人入り写真ではない。人以外のものが入ってたりもする。
 まずは鼎小橋付近から。このあたりは古木が残っていて、それが川面に向かってしだれるように枝を伸ばしているから風情がある。これが最初からの狙いだとしたら、なかなかのものだ。
 この日はまだ満開ではなかった。今日あたりはどうだっただろう。人出はすごいことになっていただろうけど、今日の名古屋は寒かったからまだ満開になってないんじゃないか。明日は午後から雨だから、見にいくなら午前中が勝負だ。
 桜も満開を過ぎるとだんだんよくなくなるから、8分咲きくらいのときが一番きれいでいい。

山崎川桜-2

 これはどのあたりだったろう。向こうに見えている橋は、向田橋か、石川大橋か。両方違うかもしれない。
 山崎川は、川に関しては魅力のとぼしいところだ。川幅の狭さは桜並木には有利にしても、すっかり牙を抜かれた街中の川で、生命力がない。これじゃあ、カモたちも来ない。桜の花びらが散ったときも絵にならない。
 川沿いの桜ということでは五条川の魅力にはかなわない。

山崎川桜-3

 これは鼎橋近くだったろうか。満開のときは、このあたりの桜もよさそうだ。
 護岸工事はもう少しどうにかならなかったんだろうか。せっかく日本の桜名所100選に選ばれて県外からも大勢の人がやって来るのに、こんな石垣のニセモノ風では残念すぎる。本当の石垣を組むくらいの予算は出なかったのか。もしくは、もう少し自然と調和するような外観にできたんじゃないかと惜しまれる。
 桜名所でそういうあたりまで気を配ってトータルデザインをしてるところはほとんどない。予算の関係があるにしても、デザインの専門家に頼めばもう少しなんとかできるに違いない。もったいない。

山崎川桜-4

 特に深く考えず、いいなと思えるところを撮っていると、だいたい似たような写真になっていることにあとから気づく。人の好みはたいて決まっているし、自分の中で安定感のある構図というのもパターンは限られる。
 文章のクセというのはネクタイの好みのようなものでなかなか変えることができないと三島由紀夫は言ったけど、その言葉は写真にも当てはまりそうだ。
 あるいは、映画『アジアンタム・ブルー』の中で松下奈緒が水たまりの写真ばかり撮っていたように、自分のスタイルに固執することで確立していく世界というのもあるのかもしれない。

山崎川桜-5

 ライトアップされるあたり。木の下にライトが見えている。ここのライトは真っ白で、暗闇の中に白い桜がくっくり浮かび上がるという趣向になっている。幽玄といえば幽玄だけど、白々として寒々しい感じもある。
 写真でしか見たことがないから、実物を見たらまた印象も変わるのかもしれない。今年はもうチャンスはないだろうから、来年の宿題としよう。

山崎川桜-6

 山崎川の鼎小橋は、香嵐渓の巴橋のようなもので、見る人も撮る人も、ここに引きつけられる。狙いなのか、結果的にか、桜もここが一番の見所となっているから、当然といえば当然だ。
 しかし、あんな小さな木の橋に人を満載しても大丈夫なんだろうか。100人乗っても大丈夫?

山崎川桜-7

 遊歩道の桜トンネル。鼎橋から南の左側は、車が入ってこられない遊歩道になっていて歩きやすい。
 このあたりはよく咲いていて、もう満開に近かった。今日行っていれば、人の頭がいっぱい入った写真を撮れただろうか。

山崎川桜-8

 見上げる桜。古木は川に向かっていて、空に大きく伸びた大木というのは少ない。このへんの木もまだ若い。
 今年は藤ヶ丘もずいぶん木や枝を切ってしまったようで、香流川の桜も歳を取ってきたからそろそろ危ない。若木に植え替えられると、それが成長するまで10年以上かかって、その間寂しいことになる。
 山崎川も、二度目のピークまではあと20年くらいは待たなければならないだろう。

山崎川桜-9

 瑞穂陸上競技場近く。夕陽に照らされた桜の花がピンクに染まって、木の影が長く伸びた。
 夕焼けと桜というのも、ありがちなようであまりない。今までにこれだっていうような決定的な写真を撮れたという記憶もない。意外と難しい組み合わせなんだろうか。

山崎川桜-10

 カラスを狙う猫。首輪がついてたから近所の飼い猫だろう。黒猫だけど、手足が白のホワイトソックスだ。
 この姿は、うちのアイを見るようだ。アイもこうやっていつも鳩を狙っている。鳩はおとぼけだから狙われてることに気づいてないのかもしれないけど、カラスは賢いから猫がいることなど当然分かっているに違いない。猫は隠れてるつもりでも、カラスからは丸わかりなのだ。

山崎川桜-11

 陸上競技場のヒトコマ。
 昔はトラック一周くらいなんでもなかったけど、今は走ったら死にそうな気がする。たぶんそれは、必ずしも気のせいじゃない。もう何年全力疾走をしてないだろう。
 見てると、ちょっと走りたいような気持ちもする。

山崎川桜-12

 沈む夕陽と桜の花アップ。
 これにて山崎川の桜編はおしまいとなる。もう少し変化に富んだ写真を撮りたかったのに、なかなか上手くいかなかった。アイディアもチャンスも不足だった。
 山崎川自体の変化の少なさというのもあったので、これを踏まえつつ、五条川の桜撮りに臨みたい。五条川の桜も、まだ満開にはなってないようだ。来週の中頃に行くつもりでいる。
 2008年の桜シーズンはここで折り返し。後半もしっかり回って、たくさん写真を撮ろう。
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コメント
  • そして再び同じ行動範囲w
    2008/03/30 21:49
    こんばんは☆
    フジは夕焼けの色がよく出ていますねー
    桜のほのかなピンク色も。。
    昨日の土曜日に行ってきましたーw
    沢山の人出でしたよ (^^ そしてとても寒かった、、で、  す、、 (T-T)
    現像がまだなのでブログはちょっと遅れますが…(^^;
  • S2proとK10Dの出会い
    2008/03/31 06:04
    ★mimiさん

     こんにちは。
     またもや行き先がかぶりましたか。(^^;
     一日違いでしたね。
     土曜はやっぱり人が多かったんだ。いいなぁ。
     ライトアップも土曜からとは知らずに、頑張って6時まで粘ったのにいっこうに点灯せず。
     しかし、土日は寒かったですね。冬に逆戻りしたみたいに。
     来週いっぱいは桜が楽しめるかな。
     またS2proを持ってどこかに撮りに行こう。
     そしてまたまたすれ違ったりするのかな。
     S2proとK10Dを持った男同士がお互いのデジを確認したら、たぶん、私たちですね(笑)。
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