農業センターのしだれ梅の見頃はまだこれからでピークは週末<後編>

花/植物(Flower/plant)
しだれ梅後編-1

FUJIFILM FinePix S2 pro+Nikkor 35mm f2D / TAMRON SP 90mm f2.8 / TAMRON 17-35mm



 今日は昨日に引き続いて農業センターのしだれ梅後編です。
 自分の人入り写真を見ると、ときどき新聞写真みたいだなと思うことがある。もしくは、新聞の写真を見ると自分が撮った写真みたいだなと思ったりもする。
 上の写真などはその典型で、花名所で花が見頃ですといったニュースの横に添えられる写真がちょうどこんな感じだ。それは私としては全然嫌なことではないし、むしろ新聞写真はお手本でもあるのだけど、それにしてもときどき典型的すぎて自分でもちょっと笑ってしまうことがある。必ずしも狙っているわけではないのだけど。
 違いがあるとすれば、新聞はある程度演出が入っている(であろう)のに対して私のは偶然撮れた写真という点だ。どっちがいい悪いではないけど、演出写真は苦手だ。モデル撮影なんかも上手く撮れる気がしない。カメラ目線でポーズなんか取られたらドギマギしてしまう。

しだれ梅後編-2

 ここの梅林はわりと無造作に木が植えられているから、撮りどころを見つけるのが難しい。整然と並んでないから、どう撮っても雑然とした感じになってしまう。
 上の写真のポイントは下が緑だから、ピンク、白、緑と三色揃うと華やかになっていい。地面がむき出しの所もあって、そこは絵になりづらい。
 でも、もう少し植えようがあったんじゃないのか。列も間隔もバラバラすぎるだろうと思う。

しだれ梅後編-3

 しだれは、下から見上げて花が滝のように降ってくるという撮り方もある。ただ、桜の場合は木も大きくて花も多いから見栄えがするのだけど、しだれ梅は木も小さいし花も少ないから、ちょっと寂しい滝のようになってしまう。
 特に今回はいいポイントを見つけられなかった。背景に他の梅が写らず、単独でよく咲いている梅を見つけないといけない。

しだれ梅後編-4

 梅と竹林の組み合わせで撮っていたら、その間に三脚カメラウーマンが入った。普通なら邪魔だなと思うかもしれないけど、私はラッキーだと喜ぶ。人が入ってなければ、この写真は面白くもなんともない一枚だった。
 レンズを竹林の上の方に向けていたあの人は何を撮っていたのだろう。竹林を単独で撮っていたんだろうか。

しだれ梅後編-5

 行くといつも気になる煙突風の建物。どういう用途のものだろう。中に入れるようになっているようだから、内部は部屋になっているらしい。何かの装置が入っているのか。
 横にはアンテナみたいなものも出ている。格好はノリタケで見た煙突に似ているのだけど。
 その足下ではしだれ梅を愛でる女の人たち。若い女性二人組も多く訪れている。

しだれ梅後編-6

 特に意味はないけど、こんな撮り方もしてみる。でも失敗。こういう撮り方をするなら、余分なものは極力排除して、背景のピンクと白い梅一輪にした方がよかった。これでは中途半端すぎる。梅を置く位置も収まりが悪い。
 分かっていればそうやって撮ればいいだろうと思うかもしれないけど、撮る前にファインダーをのぞいた段階で完成図をイメージするのは難しいのだ。画像を液晶で確認してもよく分からない。成功か失敗かは、PCで見て初めて分かる。
 人の目と写真というのはずいぶん違っていて、目で見えているものが写らなかったり、必要以上に写ったりする。たとえば見慣れた自分の部屋の写真に撮ると、目と写真の違いがよく分かる。人の目は見えていても意識してないものは見えないものだ。だから、余分なものが写り込んでしまう。

しだれ梅後編-7

 白梅のしだれを浅いピントで撮ると、淡雪のようなイメージで撮れる。タムロン90mmはこういうのも得意だ。
 手前のピンク梅は、入れてみたらアクセントになるかなと思ったら、邪魔なだけだった。ボケ味のコントロールも、ファインダーだけでは把握できない部分だ。いろいろ設定を変えて何枚も撮ることで当たりの一枚を獲得するしかないのも実力のなさを表している。このときは一枚しか撮らなかった。

しだれ梅後編-8

 これは方向性としては間違ってない。もっと上手く撮ればもっといい写真になった。その可能性は感じる。ただ、成功とは言えない。もう一歩、二歩だ。
 逆光とボケ味のコントロールができると、撮れる写真のバリエーションが広がる。

しだれ梅後編-9

 竹林を降りる階段からの一枚。ここはお気に入りの場所で毎年挑戦するも、いまだイメージ通りに撮れたことがない。
 上から見下ろせる場所としては、ここがベストだと思うんだけど、どうも写真に撮ると現地のすばらしさを伝えきれなくてもどかしい。できればあと2、3メートル高いところから撮りたいところだ。それを実現するには竹をよじ登っていくしかない。中学、高校くらいまでなら裸足で棒登りは得意だったんだけど。

しだれ梅後編-10

 これも竹林付近で、逆光のテストとして撮った写真だ。
 デジは逆光が苦手というのは今後も克服されることはないのだろうか。構造上難しいことは分かるけど、技術力でカバーできるものならして欲しい。私たちが望んでいるのは、これ以上の画素数ではなくもっと広いラティチュードなのだから。

しだれ梅後編-11

 昨日載せたのよりもこちらは咲いている花が少ない木だ。
 あまり咲ききってしまうと、しだれの風情がかえって消えてしまうから、これくらいの方が上品とも言える。
 FinePix S2proは、青系の発色はあまり好きじゃないけど、赤系はきれいに出るから好きだ。梅のピンクも鮮やかに発色している。桜のときも使ってみたいと思う。

しだれ梅後編-12

 オマケは葉の花畑。カメラマンの彼と、それを見守る彼女。バックにはしだれ梅が脇役として華を添える。
 菜の花畑といっても広大なものを想像していくとこける。家庭菜園くらいの小さなものだ。いいところの一部しか撮らない写真というのは、嘘ではないけど真実でもない。自分にとって都合の悪いことは書かかれない日記のようなものだ。
 どうせ本当でないなら、人が幸せになるような優しい嘘をつきたい。

 ここのところの暖かさ続きでしだれ梅も一気に咲いていくことだろう。桜の開花予想も早まった。このままいけば、梅と桜の競演というのも見られそうだ。
 私はとしては、梅はこれでいいかという気分になっている。大高緑地はピークを過ぎてしまったみたいだし。
 桜までの2週間、何を追いかけようか。野草も咲いてきてるだろうから、そろそろそのあたりも偵察に行かないといけない。ショウジョウバカマなんかはもう咲いてるはずだ。ハルリンドウはそろそろ咲きそろってきただろうか。足助のカタクリもちょっと気になり始めた。今年はスミレの識別ができるようになるだろうか。
 海上の森、森林公園、グリーンピア、東山植物園。春は行き先に事欠かない。野草に野鳥に昆虫、動物と、今年も勉強することがたくさんある。世の中知らないことばかり。もっと知りたいと思う気持ちが足を前に運ばせてくれる。
 2008年の春もきっとたくさんの出会いがあることだろう。
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コメント
  • しだれ過ぎっす!
    2008/03/13 07:37
    おはです☆
    ピンクの発色が素晴らしいですね♪
    人物が入った写真はさすがオオタ氏、お見事です(b^-゜)
    オイラも2日ほど前に行ってきましたよ-
    現像がまだでブログが書けていませんが...(^_^;)
    同じ場所だとこういう撮り方もあるのかと勉強になりました♪
  • 同じ場所の違う写真
    2008/03/14 06:23
    ★mimiさん

     こんにちは。
     書き込みが2つになってたから、一つ消しました。
     書き込みされるまでに時間がかかるときがあって、つい何度も押してしまうことがあるんですよね。私もよくやります。(^^;

     mimiさんも農業センター行ったんですね。
     ニアミスでしたか(笑)。
     でも、あれくらい人が多くて、みんなカメラを持ってるとなると、会っていても分かりっこないか。
     私は何を持っていくか分からないですしね。(^^;
     今回は華やかにいこうってことでS2 proでした。

     同じ場所で人が撮った写真って、いい刺激になりますね。
     こんな場所あったのかー、なんて悔しい思いをしたり(笑)。
     私としては、あれだけ人がたくさんいるから人入り写真撮り放題でウハウハでした。
     入れ食い状態?(笑)
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