カワセミと猛禽の目標をクリアして、行って良かったと思えた葛西臨海鳥類園 - 現身日和 【うつせみびより】

カワセミと猛禽の目標をクリアして、行って良かったと思えた葛西臨海鳥類園

葛西臨海の鳥たち2-1

Canon EOS 20D+EF 75-300mm F3.5-5.6 IS



 自分たちだけでの鳥探しに限界を感じた私たちは、午後からはボランティアガイドツアーに参加することにした。1時間程度で、鳥や自然について解説してくれて、双眼鏡も貸してくれるという。ここは素直に参加すべきだろう。その選択は正しかった。カワセミが見られたのもそのおかげだった。
 定点にしている木の枝にカワセミがとまって、魚を捕まえる実演までしてくれた。といってももちろん飼っているカワセミとかではなく、野生のものだ。ただ、この鳥類園で生まれたやつで人にはある程度慣れている。観察窓から大勢がのぞき見て少々しゃべったくらいでは逃げていかない。なかなかサービスのいいカワセミだ。まだ若いオスだという。
 やや距離があるのが残念なところではあったけど、久しぶりにカワセミを撮れて嬉しかった。3年前、春日井の八田川で初めてカワセミを見たことが私を鳥の方に強く引き寄せるきっかけになった。あれ以来、まともに撮れたのはこれで3度目か4度目だ。見てる回数はもっと多いけど、撮るとなるとなかなかに難しい。

葛西臨海の鳥たち2-2

 あ、飛んだっ、と思ってあわててシャッターを切ったらブレた。この距離、この暗さでは、手ぶれ補正付きのレンズでも止められない。流し撮りをするには被写体が小さすぎてオートフォーカスが追い切れない。
 しかしやっぱり、カワセミは飛んでいる姿が美しい。背中のメタリックブルーが日本にいる野生の鳥とは思えない色合いをしている。飛ぶ青い宝石という比喩も大げさなものではない。
 カワセミを狙う人共通の願いは、ホバリングしているところと、魚を捕るために水中にダイビングするシーンを撮ることだろう。私はまだその可能性すら感じられない。運も根気も必要だし、レンズもある程度のものが必要だ。

葛西臨海の鳥たち2-3

 ガイドツアー中、上空に現れたこいつはチュウヒだそうだ。おー、それは撮らねばと私はあわて、あたりも色めき立った。近くにいたデジスコ組も一斉にシャッターを切っていた。
 遠くてはっきり姿は見えなかったのだけど、チュウヒと聞いて喜んだ。やっぱり猛禽はいい。今回の葛西臨海行きの目標は猛禽とカワセミを撮ることだったから、それはクリアしたことになった。行ったかいがあったというものだ。ツアーにも参加しておいてよかった。自分たちだけなら、これがトンビなのかどんなタカなのかの判断がついてなかった。

 中空を飛ぶからチュウヒと名づけられたという。
 アシの湿原を生息域とするタカで、タカの中では珍しく地上で繁殖する(他のものはたいてい樹上)。
 日本へは冬鳥として飛来する。北海道では夏鳥で繁殖もするそうだ。
 羽をV字にして低空をヒラヒラしながら飛ぶのが特徴で、低空から急降下してネズミや鳥、魚などを捕らえて食べる。
 最近は環境の悪化などで数が減っているそうだ。

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 これは昨日も登場したイソシギか何かだろうと思うけど、写真として好きだったので載せてみた。鳥の後ろ姿にも哀愁がある。正面の大写しもいいけど、風景の中の鳥写真が私は好きだ。
 シギについての勉強は進んでいない。

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 海にプカプカ浮いていたのはスズガモだろうか。海は池以上に鳥との距離が遠くて手強い。海の場合は風景の中の鳥というよりも、アップでしっかり捉えたいところだ。となると、選択肢はデジスコしかない。一眼プラス望遠レンズでは限界がある。

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 波に身をゆだねて浮かんでるだけかと思いきや、何かのきっかけで一斉に飛び立った。グループで固まっていて、誰かが飛び立つと全員で同じ方向に飛んでいく。集団行動が好きらしい。飛ぶ姿からしても、その行動パターンからしても、やっぱりスズガモでいいと思うけど、どうだろう。
 スズガモも渡り鳥で、冬になると北にいたやつらが南下してやって来る。暖かい日本で越冬して、春になると繁殖のために北へ帰って行く。
 東京湾は特にスズガモの越冬地として有名どころで、毎年数万から数十万羽が集まるという。この海には彼らが好きな貝なんかがたくさんあるのだろう。夕暮れから夜にかけて、海に潜ってエサを食べる。

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 上空を見上げるとカモメのたぐいが飛んでいる。おそらくここでも何種類か飛んでいるのだろうけど、見分けはつかない。海の鳥は普段のフィールドじゃないからほとんど知らない。知っているのはユリカモメやウミネコくらいのものだ。これはなんだろう。
 海の鳥も今後の課題として残った。

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 これもカモメの何か。ウミネコか、セグロカモメか、そのあたりか、違うか。

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 人が立ち入れない離れ小島の「東なぎさ」は、鳥の群れがすごいことになっていた。何種類かの鳥が混じっていたのかもしれないけど、これだけの大群となると大部分がスズガモなんじゃないだろうか。
 東京湾というと汚染された海で生き物も少ないと思いがちだけど、実際は魚の種類も多い豊かな海なのだ。だから鳥も多くなる。
 それにしてもあの鳥の数は不気味なほどだった。

葛西臨海の鳥たち2-10

 海辺も夕暮れ。沈む夕陽が浅瀬を染める。
 これはイカルチドリでいいのか違うのか。
 海の鳥に関しては、まったくの知識不足だということが今回ではっきり分かった。なかなか行く機会がないけど、せめて図鑑でもう少し勉強しよう。鳥もまだまだ知らないものが多い。

 葛西臨海公園ネタはもう少し続きます。夕焼け編と公園施設編と、あと2回の予定。
 明治村シリーズも再開したいし、今はネタが在庫過多になっている。毎日二本立てにしなければいけないか!?
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コメント
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鳥漬け≠ねぶた漬けw

こんばんは☆
オオタ氏最近鳥三昧ですね♪
パソコンに向かいながら毎日思い出し笑いしているのでしょうかw
カワセミはいいポイントに停まっていますね^^b
明治村の写真もも楽しみにしております。
明日はカワセミを探して五条川を少し歩いてきます♪

2007-11-07 17:04 | from mimi | Edit

鳥はいったん休憩の予定

★mimiさん

 こんにちは。
 そういえば自分でも意識しないうちに鳥の割合が多くなってますね。
 というか、ほとんど鳥ネタ!?(^^;
 今日で葛西臨海公園編が終わったから、しばらくは鳥から離れそうです。
 次は都電や電車のネタが続きそう。
 そうそう、明治村も再開しないといけないですね。

 五条川でカワセミは見つかりましたか?
 あそこは桜が素晴らしいんですよねー。
 今年は行けなかったから、来年は行きたいな。
 撮りたいのは、散った桜の花びらが川面一面に浮かんで流れていくところ。
 時間は夕暮れで暗くなってから、スローシャッターで撮りたい。
 mimiさんはしばらく鳥写真でしょうか。

2007-11-09 06:01 | from オオタ | Edit

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