別に息苦しくない

言葉(words)
香流川

 ドラマ『不適切にもほどがある!』をきっかけに、あらためて昨今のハラスメントやコンプラについて語られることが多くなった。
 その中でよく目にするのが”息苦しい今の時代”という言い回しだ。
 でも、一歩引いて考えてみたとき、息苦しいと感じているのはハラスメントをしていた側であって、されていた側からするとようやく少しはましになったと感じているのではないだろうか。
 昭和の時代に生きていたときはそれほど感じていなかったけど、今になって思えばあの頃はひどかった。
 無意味な暴力や不条理がまかり通っていたし、横暴な人間も多かった。それらを我慢することも美徳とされるような風潮もあった。
 私は令和の時代を息苦しいとは思わない。多少なりともまともな感覚になってきているから、むしろ生きやすいくらいだ。
 今昭和に戻れといわれたら断じて断る。
 24時間働けますかって、無理に決まってる。
 時代は一方通行で変わっていき、揺り返しはあっても、とどまることはない。
 どの時代が正解でどの時代が不正解ということはなくて、その時代の空気感や考え方があり、それに合わせて生きていくしかない。
 いずれにしても確かなのはもう戻れないということだ。たとえタイムマシンが発明されたとしても、時代が戻ることはない。
 個人的なことをいえば、昭和も嫌いじゃないけど、私は令和の方がずっと好きだ。


記事タイトルとURLをコピーする
コメント
コメント投稿

トラックバック