愛知県稲沢市の川曲神社

神社仏閣(Shrines and temples)
川曲神社

 在庫神社写真シリーズの今回は、愛知県稲沢市の川曲神社(地図)です。
 昨日紹介した二之宮大明神地図)から見て350メートルほど東に位置している。
 川曲は「こうわ」と読ませているのだけど、これを一発で読める人はたぶんいない。
 地名としては子生和と書いて同じく「こうわ」で、地名が先が神社名が先かというと、判断が難しい。
 川曲という字から川が曲がったところにあるから川曲と考えるのは正しくなくて、こうわの音が先に違いない。
 こうわというと知多半島の中程に「河和」がある。まったく無関係かもしれないし、何か関係があるかもしれない。

 現在の祭神は菊理媛命(ククリヒメ)となっている。
 それなら白山系だろうと考えるとこれも断定はできなくて、「多喜理姫祝奉」と書かれた棟札があるというから、古くはタキリ姫を祀っていたのかもしれない。
『延喜式』神名帳(927年)の川曲神社の論社とされいて、それが本当なら奈良時代にはすでに建っていたということになるだろう。
 近くの二之宮大明神や、その少し西にある大神社との関係も気になるところだ。
 詳しくはいずれ名古屋神社ガイドの市外編に書きたいと思う。

 写真は2018年11月に撮影したものです。



川曲神社拝殿前




川曲神社拝殿




川曲神社社殿横から

 社殿の様式は尾張造なのに、本殿は神明造というチグハグな格好になっている。
 再建したときは元の形が分からなくなっていたのか、なんとなくでそうしてしまったのか、もしくは伊勢の神宮と何らかの関わりがあったのか。



川曲神社本社裏




川曲神社境内社




川曲神社境内社2




川曲神社菊花石

 わざわざ岐阜県の根尾村から運んできたという石。
 根尾村というと、『真清探當證』(ますみたんとうしょう)を読んだ人ならおやっと思う。
 このあたり一帯は多くの隠された歴史がありそうだ。

【アクセス】
 ・名鉄名古屋本線「島氏永駅」より徒歩約3分

 ・駐車場 なし(?)


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