岐阜県大垣市にある御首神社

神社仏閣(Shrines and temples)
御首神社

 在庫神社写真シリーズの今回は、岐阜県大垣市荒尾町にある御首神社(みくびじんじゃ/web)です(地図)。
 ある筋の人たちにはよく知られているようだけど、一般的な知名度はさほどないかもしれない。
 平将門の神社といえばピンと来る人もいると思う。
 そう、御首の首は平将門の首を指している。
 それはこんな話だ。

 時代は平安時代中期。
 奈良時代から続く律令制が崩れかけ、世の中は乱れ、朝廷も力を失い、政治は混乱していた。
 日本各地で不満が募っていたとき、関東の平将門と、瀬戸内の藤原純友(ふじわらのすみとも)が立ち上がり、朝廷に反旗を翻した。世に言う承平天慶の乱(じょうへいてんぎょうのらん)だ。
 結果的にこの反乱は朝廷によって鎮められることになるのだけど、それまでの数年間、平将門は関東でかなり暴れ回った。
 最後は藤原氏の軍によって討たれ(額に矢が刺さった)、遺体は京へと運ばれて、落とされた首は三条河原に晒された。
 これが日本初の獄門(さらし首)とされる。
 しかし、さらされた首は夜ごとわめき散らし、京の人々は恐怖に震え、とうとう関東に飛んで戻ってしまったという。
 その途中、大垣あたりを飛んでいるとき、南宮大社の隼人神がそれを射落として、落ちた荒尾の地に埋めて祀ったのが、この御首神社の起源というのが社伝として伝えられている。
 将門の首塚というと、東京千代田区大手町にあるものがよく知られているけど、大垣には別の話として伝わって神社が建っているということだ。
 これはまったくの作り話とは思えず、何らかの伝承が元になっているのだと思う。
 参拝している最中ずっと、上空2、3メートルくらいのところに何かがいてずっと見られているような気がしていた。
 まさか、将門が首だけになって今もこの地の上空をさまよっているとでもいうのだろうか。

 詳しい歴史についてはいずれまたどこかで書ける機会があるかもしれない。
 なお、写真は2018年7月に撮影したものです。



御首神社鳥居




御首神社境内と拝殿




御首神社井戸とひしゃく




御首神社手水舎




御首神社拝殿前




御首神社絵馬




御首神社境内社




御首神社稲荷社




御首神社境内社2




御首神社稲

【アクセス】
 ・JR東海道本線「荒尾駅」降りてすぐ
 ・駐車場 あり


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