
無駄をなくすことは大切だけど、省いていい無駄とそうでない無駄の区別は必要だ。
水道を流しっぱなしで皿を洗うのはやめるべき無駄だけど、腹の足しにならない花を無駄としてしまうと味気ない。
生活には彩りが欲しい。遊びといってもいい。
節約というのも考えもので、広告の裏を切り分けてメモ用紙にするよりもお気に入りのメモ帳を買って使った方がメモするときもちょっと楽しい。
穴の空いたTシャツを雑巾にして使うのはいいとしても、ダラダラに首が伸びたTシャツを着続けるのを節約とはいわない。
とにかく貧乏くさいのはよくない。生活が荒れると心も荒む。
人生には必要な無駄がある。
そこのところを勘違いしないようにしたい。