条件反射記憶

言葉(words)
空と月

 条件反射記憶という言葉あるのかないのかは知らないけど、何かをしているときに何かの記憶が蘇るということがある。
 たとえば長ネギを刻んでいるときに必ず思い出すある場面がある。
 それは長ネギを刻むという行為とはまったく無関係なのに、何故か関連付けられてしまっている。
 しかも、全然重要な記憶ではなく、どうしてその記憶だけが残っているのかもよく分からない。
 風呂で頭を洗っているときに蘇る記憶とか、熱帯魚水槽の掃除をしているときだけ思い出すこととかもある。
 記憶というのは不思議で、自分の意思で思い通りにはならない。
 覚えておきたいことを忘れてしまうし、忘れたいことをいつまでも覚えていたりする。
 整理整頓したいのにできないもどかしさがある。
 記憶は脳に刻まれるとしたら、死んでしまえばもう記憶は取り出せなくなってしまうのか。
 いつか記憶をデータとして保存したり画像として再生したりできるようになるかもしれない。
 だとしても、それを見るのはたぶん苦痛だと思う。
 人は忘れることで自分の心を守るものだ。
 
 
記事タイトルとURLをコピーする
コメント
コメント投稿

トラックバック