道というもの

言葉(words)
側道の風景

 道は何もない地面を何者かが通ることで作られる。
 世界の始まりに道はなかった。
 多くの人が多くを通れば多くの道ができ、大勢の人が通れば道は広くなる。
 そうやって今の世界には無数の道ができた。
 これからも道は増えていく。
 一方で誰も通らなくなった道はやがて消える。
 いつか世界から人がいなくなったとき、道もまたなくなることになる。
 道というのは実際的にも比喩的にも人の痕跡だ。
 
 
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