佐屋街道の神守宿跡と憶感神社

神社仏閣(Shrines and temples)
憶感神社

 少し間が空いてしまったけど、以前、佐屋街道の神守宿(かもりしゅく)跡について書いた。
 佐屋街道の神守宿跡と穂歳神社(ブログ記事)
 今回はその後編で、憶感神社(地図)を紹介します。

 憶感神社と書いて「おっかんじんじゃ」と読ませている。
 祭神は於箇美(オカミ)というから龗神(オカミ)のことだろう。一般的には水を司る龍神と考えられている。
 憶感は当て字っぽいのだけど、『日本文徳天皇実録』(879年)の仁寿3年(853年)の記事に「憶感神」とあることから、少なくとも平安時代前期にはこの表記になっていたということだ。
『延喜式』神名帳(927年)にも「尾張国海部郡 憶感神社」とある。
 しかしながら、往時の面影はほとんど残っておらず、これが本当に古社かと疑ってしまうようなたたずまいとなっている。
 特に白い拝殿はどうなんだと思う。
 鉄筋コンクリート造を白く縫って瓦屋根を乗せるちぐはぐさが微妙な味わいを醸している。
 もとは北神守村にあったものを佐屋街道が整備された後、慶安元年(1648年)に現在地に移されたというから、すでにそのときに古社としての趣を失ってしまったのかもしれない。

 佐屋街道と神守宿については前回の記事を参照されてください。
 なお、この写真は2018年2月に撮影したものです。



憶感神社境内の風景




憶感神社拝殿内




憶感神社本社

 本社はごく小ぶりで質素だ。
 流造風の赤い屋根がもともとの姿を反映しているのかどうかは分からない。



憶感神社本社反対側




憶感神社境内社前




憶感神社境内社




吉祥寺

 隣接する吉祥寺は憶感神社の別当だったという。



佐屋街道神守宿


【アクセス】

【アクセス】
 名鉄津島線「青島駅」より徒歩約45分

 駐車場 なし

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