寝るのが苦手

言葉(words)
矢田川冬風景朝

 毎日どうしてもやらなければいけないことと、やらなくてもいいけど習慣としてやらざるを得ないことがあるけど、その中で一番面倒に感じることが寝ることだ。
 同じように感じている人も少なくないと思うけど、面倒というだけでなく苦手意識もあるからやっかいだ。
 20代の頃ひどい不眠症に陥って、それがいまだに尾を引いているようだ。
 毎日寝られているのに、今日は寝られるだろうかと毎日心配になる。眠ることに対する不安感といったらいいだろうか。
 それに6時間とか7時間がすごく無駄に思えるのも嫌だ。
 寝ないと次の日に脳が使い物にならないから眠るのだけど、それにしても6時間は長すぎる。世の中には睡眠時間が短い人もいるようだけど、眠らなくても眠ったと同じ効果が得られる方法はないものだろうか。
 睡眠に関する研究も進んでいるにしても、根本的で画期的な発明はなされていない。
 薬でも機械でもいいから、一日の睡眠時間が10分くらいになる発明をしてほしい。
 睡眠時間が実質なくなればそれだけ長生きしたのと同じで、その分やれることも増える。
 寝る時間が近づいてくると気持ちがどんよりする。ああ、また寝ないといけないのかと。
 眠ることに対する苦手意識は一生消えそうにない。
 
 
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