
今年も無事に最終日を迎えることができた。何はなくともそれが何よりだ。
特別なことはしていなくて平常運転で一日を過ごした。大晦日だからといって特別なことをする必要はない。
あとは新年へ向かうだけだ。
というわけで、ブログの更新も普段と同じ土曜日の定点観測をお送りします。
今年も一年、ご苦労様でした。
来年もよろしくお願いします。
<追記>
紅白の氷川きよし、なんだかすごいものを見てしまった。
いろんな意味で限界突破していた。
北面の武士というエリートの地位も、妻も子も捨てて歌を詠む漂泊の旅に出た23歳の西行のことを思った。
アルチュール・ランボオが詠んだ詩に中原中也はこんな日本語訳を付けた。
「季節(とき)が流れる、城寨(おしろ)が見える、
無疵(むきず)な魂(もの)なぞ何処にあろう?
ランボオは20歳で詩を捨て、中原中也は30歳で死んだ。
傷ついた魂にやがて平安が訪れますようにと願う大晦日の夜だった。
そして、もうすぐ年が明ける。









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