
世間の評価は評価として、自分の好みは好みとしてある。
ときにそれは相容れないけれど、だからといってどちらが正解とかどちらが間違っているとかではない。
現代美術は分からないとか、人気女優が好みでなくても、それは異常な感覚ではない。
皆が同じものを良しとしたら、その方が気持ち悪い。
自分の感覚と世間の評価のズレは必ずある。
だからこそ、多くのものに価値が生まれる。
多様性こそがこの世界の本質であり、画一化したらつまらない。
誰も見向きもしないようなものを好きになれたとしたら、それはそれで素敵なことだ。
自分の好きを大切にするのがいい。