ネット黎明期のこと

言葉(words)
銀杏の冬姿

 25年ほど前のこと。
 インターネット黎明期、ネットの世界はまだ牧歌的だった。
 世界は狭く、参加していた人たちは身内意識が強かった。人と人とのつながりは濃密で、その分おかしなことやつまらないいざこざもあったけど、今のように殺伐とはしていなかった。
 メールの交換は大人の文通のようで、ほろ苦くも甘酸っぱくもある気恥ずかしいものだった。
 あの頃ネット上で言葉を交わしただけの人たちを今も旧友のように覚えている。ときどきふとした瞬間に思い出すこともある。
 とても懐かしい、二度と戻ることがない時代であり時間だ。
 時代は移り、ネットの世界は大きく変わった。良いこともたくさんあるけど、全部がそうだとは言えない。
 これからも変わり続けていくことを誰にも止められないし、ずっとここにもいられない。
 AIやメタバースが私たちを幸せにしてくれるかどうかは、行ってみないと分からない。
 
 
記事タイトルとURLをコピーする
コメント
コメント投稿

トラックバック