罪人の自覚

言葉(words)
初冬の綿毛

 被害者に罪はないというのは本当ではない。
 罪人を作った罪というものがある。
 人は自分の罪には無自覚だ。
 あるいは目を背けて見ないふりをする。
 いっそのこと、自分は罪人だという前提でいた方がいい。
 誰も罪からは逃れられないのだから。
 罰が罪を打ち消してくれるわけでもない。
 罪を背負いながら行けるところまで行くしかない。
 いつか背負った罪を降ろすことができるときが来るかもしれない。
 

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