
日本はいつからこんなに貧しい国になってしまったのか。
バブルの頃が豊だったとは思わないけど、あの頃と比べて暮らしも心持ちもずいぶん貧乏くさくなった。隠れ貧困家庭も深刻だ。
それを政治家や企業のせいにすることはたやすいけど、誰かを責めて問題が解決するわけではない。
翻って考えると、経済的に貧しいことは必ずしも不幸なことではない。
歴史を振り返っても、物質的に豊かだったとはいえない縄文時代や江戸時代の日本人はけっこう幸せそうだ。あれらの時代に学ぶべき点は多い。
今こそ心の豊かさを求める時代が訪れているのではないか。
それを皆で考えていくことがこれからの課題だ。
日本人よ、悲観することはない。知恵を出そう。
我々が新しい貧困の生き方の手本を示すのだ。