遊びの人

言葉(words)
壁の光

 おかしなことに思えるかもしれないけど、世の中には何もしていない人間が一定数必要だ。
 どの時代のどの社会にもだ。
 それは無駄のようでいてそうではない。いわゆる遊びの部分に相当するようなものだ。
 それらの人間がいることで世界は上手く調整できている。
 全員が無駄なく動く社会は一人でも欠けるととたんに全体が崩れて立ちゆかなくなる。
 10人に1人では多いかもしれないけど、100人に1人くらいはいないと困る。
 あいつだけ遊んでいてずるいと思ったときは、あいつはあいつで緩衝材の役割なんだなと温かい目で見てほしい。
 
記事タイトルとURLをコピーする
コメント
コメント投稿

トラックバック