
先週ようやく涼しくなったと思ったら今週末はまた夏のような暑さが戻ってしまった。もう10月の半ばだというのに25度超えはちょっと勘弁してほしい。おかげでまだ蚊に刺されている。蚊さえいなければ夏は好きなのに。
外国人観光客が大勢訪れているというニュースを見るけど、うちは観光地から遠いので実感はない。
ただ、名古屋まつりや大須大道町人祭などが3年ぶりに行われてコロナ以前に戻りつつあることはある。コロナの感染者数は先週より増えているのが少し気になるところではあるけれど。
何が日常かよく分からなくなったまま3年が過ぎて、いまだに宙ぶらりんな感じがしている。普通という軸が揺らいで傾いてしまって戻らない。普通の基準がもはや分からなくなった。
明日からマスクは禁止と言われたらとても戸惑ってしまう。私たちは当たり前の感覚さえ狂ってしまったらしい。
もう元に戻ることはないんだと頭では分かっていても気持ちは納得できない。いつか何もかもが元通りになるんじゃないかという幻想を捨てきれないでいる。そんなことは決してないのに。
久しぶりに撮影行きを計画していたら予定変更で延期になった。
なんだかんだで以前とは違うことを思い知らされる。

「いつものサーモン」
前も書いたけど美味しいサーモンは切り分けているときに分かる。美味しいサーモンは切れ味の良くない包丁でも薄く切れる。薄く切れるから美味しく感じられるというのもあるかもしれない。
今日は長ネギの刻みを控えめにできた。

「ナスと鶏肉その他炒め」
鶏肉と何らかの野菜があればなんとかなる。炒めるか煮るか、あるいは揚げるか。

「豆腐とスペイン式目玉焼き」
YouTubeでたまたまスペイン式目玉焼きの作り方というのを見て自分でもやってみた。
ニンニクでオリーブオイルに風味をつけて揚げ焼きにするのがスペイン式でウエボ・フリトというらしいのだけど、ニンニクは省略して、豆腐と組み合わせるオリジナル料理になった。
たっぷりのオリーブオイルを小さなフライパンに入れて熱し、フライパンを傾けて油たまりに卵を割り入れる(他の容器に割り入れたものをフライパンに流し込んだ方が安全)。
フライパンの中で泳がせつつ、スプーンで油をすくって全体にかける。
白身の裏側はカリッとなりつつ黄身は半生になる。普通の目玉焼きとは食感がだいぶ違うし、温泉卵とも違う。
木綿豆腐は半分に切り分けてレンジで3分加熱し、とろけるチーズを乗せてもう1分加熱する。
100円ショップで見つけて試しに買ってみた白トリュフ風味の白しょう油、酒、みりん、塩、コショウで味付けをした。
自分で作っておきながら初めて見る料理に新鮮味を感じた。一度やってみてください。