罪の影響

言葉(words)
夏のエノコログサ

 ひとつの罪は四方八方だけではなく、未来方向と過去方向へも同時に広がり伝わっていく。
 自分が罪を犯せば家族や親類縁者に影響を与えるだけでなく、子孫や祖先も汚すことになる。
 逆の見方をすれば、全体の罪は個人も同時に背負うことになるという言い方ができる。
 国が罪を犯せば国民も罪人になる。
 それは未来でも過去でもそうなるということだ。
 過去の国が犯した罪は、未来の個人も負わなければならない。自分は直接関わっていないから無関係というわけでは決してない。
 罪に対しては罰が与えられ、償うことが求められる。誰も逃れることはできない。
 だから、始まりとしての罪を犯してはいけないのだ。自分ひとりで背負えば済むなどと思ってはいけない。
 
 
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