知ってるつもり

言葉(words)
町の田んぼ

 ふと我に返ったとき、自分は何も知らないことに気がつく。
 これまで生きてきて多くのことを知ったつもりでいるけど、それはほんの一部でしかなく、コップで海の水をくんだくらいのものかもしれない。
 すべてを知ることは不可能だし、多くを知る意味があるのかと問われればよく分からないけど、知らないのに知っているつもりでいることが愚かだということは分かる。
 あと何度生きれば充分知ることができるのだろう。
 途方に暮れて立ち尽くしてしまうような気分だ。
 
 
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