
馬主?
ここは馬主(ばぬし)の駐車場なのか? と、一瞬思った。
駐車場はそういえば馬主か。
駐は実際、馬がとどまるという意味から成り立つ言葉だ。
今、馬を見ようと思ったら競馬場か牧場へ行かないと見られないけど、昔は身近にいる生き物だった。
馬が入った言葉を現代の私たちはあまり意識せず使っている。
馬力、出馬、竹馬、下馬評、野次馬など。
神社に奉納する絵馬は、もともと馬を奉納していた代わりとして馬の絵を納めたことから来ている。
現代の馬主は車のオーナーのようなものと考えれば駐車場という言葉はよく当てはまるといえるかもしれない。