
勝手に紹介リーズの中で、「既出アーティストの新曲紹介」というのをやったのが2021年11月だった。
既出アーティストの新曲発表(2021年11月2日記事)
あれから半年経って新曲がだいぶ発表されたので、今回と次回の前後編に分けてお届けします。
まずは前編から。
にしな 『debbie』 2021年11月19日
にしなを準天才歌人と呼んで絶賛応援中な私なので、まずは一曲目をこれにした。
その後、『スローモーション』(2022年1月26日)、『FRIDAY KIDS CHINA TOWN』(2022年4月29日)とコンスタントに新曲を発表していて、本格的に世間に見つかるのは時間の問題となっている。
この才能は日本の宝だから、皆で大事に守っていかないといけない。
Laura day romance 『wake up call | 待つ夜、巡る朝』 2022年3月2日
私が今まで耳にしたすべての声の中で井上花月の歌声が一番心地いいかもしれない。
Laura day romanceは世間的にはもうひとつ弾けないのだけど、人にすすめたいというよりは個人的に井上花月の歌声に浸っていたいという思いが強い。
すごく売れなくてもいいから、これからも長く続けていって欲しいと勝手に思っている。もちろん、売れてくれたらもっといろいろなところで曲を耳にできるから嬉しい。
kiki vivi lily 『Whiskey』 2021年12月2日
kiki vivi lilyももっと売れていいアーティストのひとりだ。
Homecomings 『アルペジオ』 2022年1月14日
Homecomingsは自分たちのペースで頑張っていってほしい。
このMVはバンドメンバーの仲良し感が出ていて好感が持てる。
2022年4月16日に『i care』を発表した。
Homecomingsは活動の前半はずっと英語歌詞の曲だったのだけど、日本語歌詞になって自分たちのスタイルを確立しつつ、一般に受け入れられるようになった。
ここ2年くらいの間にだいぶ洗練された印象がある。
みゆな 『奇術』 2021年11月24日
まだ19歳のシンガーソングライター。
今でも宮崎在住なのだろうか。
精力的に曲も発表しているし、何かきっかけがあれば大きく売れそうだ。
この曲が気に入ったら、『甘苦』(2022年3月18日)、『秘密』(2022年4月13日)も聴いてみてください。
the peggies 『ドア』 2021年11月19日
the peggiesのことは普段忘れているのだけど、ふいに思い出して聴いてみると、やっぱりけっこういいなと思う。
『花火』も好きだけど、これもお気に入りの一曲になった。
羊文学『光るとき』 2022年1月12日
テレビアニメ『平家物語』のオープニング曲として聴いた人もいるだろうか。
羊文学はすっかり売れたなと最近思う。YouTubeのTHE FIRST TAKEに登場してその感を強くした。
『あいまいでいいよ』
2022年4月20日に新曲『くだらない』を発表した。
美波 『この街に晴れはこない』 2022年1月21日
美波は嫌いじゃないのだけど、聴くと少々しんどい。尾崎豊のライブ映像(『太陽の破片』)を観たことがアーティストを目指すきっかけになったというエピソードを思い出すからかもしれない。
でもこの曲は発表から4ヶ月で140万再生を越えているから、私が思っている以上に美波は広く受け入れらているようだ。
Myuk 『アイセタ』 2022年2月11日
ドラマ『ユーチューバーに娘はやらん!』は観てないのだけど、エンディング曲に採用されていた。
Myukにはもっと期待している。
adieu 『穴空きの空』 2022年3月1日
女優としての上白石萌歌はそんなに好きじゃないのだけど、アーティストadieuは好きだ。
女優の片手間でやっているわけではない本格派で、今後もアーティストadieuを大切にしていって欲しいと願っている。
三浦透子 『私は貴方』 2022年3月18日
こちらも女優兼アーティストの三浦透子。
映画『ドライブ・マイ・カー』で女優として大きく飛躍したけど、アーティスト三浦透子も忘れてはならない。
声がここまで自分を連れてきてくれたと、インタビューの中で語っていたけど、それは女優としてもそうだし、アーティストとしてもそうで、この歌声は唯一無二といっていい。誰かに似ているようで誰にも似ていない。
文藝天国 『エア・ブラスト (もっと!)』 2022年2月22日
これは新曲ではなく、以前にこのシリーズの中で紹介した曲なのだけど、別アレンジとしてあらたにアップされたので、ここでもう一度紹介することにした。
オリジナルはこちら。
文藝天国が売れないのは納得がいかない。こんなにいいのに、どうして再生回数も伸びないのだろう。
オススメのアーティストはと訊かれたら真っ先に文藝天国を挙げる。
その中でも『エア・ブラスト』が一番のお気に入りで、もう長い期間聴き続けているけど飽きない。
文藝天国は本当にもっと世間に広めたい。
後編に続く。