
”名古屋と近郊で食パンをめぐる旅”、今回は藤が丘駅近くにある「藤が丘のパン屋さん マコぱん」さん(地図)を紹介します。
前回の「365ぱん」さん(ブログ記事)で久々にシリーズが復活して、今後も継続することにした。
Yahoo!ロコに掲載されている地図が間違っていて、それを頼りに探していたら全然見つからなくて焦った(帰ってきて食べログを見たら合っていた)。
ちょっと説明しづらいのだけど、藤が丘駅の北東、「マックスバリュ」の北、藤ヶ丘団地の前といえば分かってもらえるだろうか。
店の専用駐車場はないのだけど、近くの有料駐車場の無料券(30分だったか)がもらえるので、車の方はそれを利用するといいと思う。
藤が丘駅周辺は自転車もとめておくところがなくて困ることが多い。街の美化にはいいのだろうけど、不便さから足が遠のきがちだ。
それにしても、こんな場所にパン屋があるのは知らなかった。食パンシリーズを集中的にやっていたのは2016年から2017年にかけてで、その頃はまだ店はなかった。
(パン屋カテゴリはこちら)
店のインスタグラムを見ると、開店したのは2018年の11月だそうだ。
店内は狭くもなく広くもなく、イートインスペースもある。
雰囲気としては気取っておらず庶民的というか、町のパン屋さんといった風情だ。
それはパンにも表れている。

何種類か食パンがあったので、とりあえず半斤を3つ買ってみた。
向かって左からホテル食パン、山食パン、マコさん食パン(?)だと思う。
右が一番基本的な食パンだけど値段はほとんど変わらず、250円、240円、230円となっている(税別)。
食パンの値段の高い安いが今ひとつ分からないのだけど、一斤500円はまずまず安い。
ただ、店によって一斤の大きさがまちまちなので、単純に比較するのは難しい。
ホテル食パンは人にあげてしまったので、今回はマコさん食パンと山食パンの感想だけ。
ひとことで言うと、素朴な食パンだ。奇をてらっていないし、難しいこともしていない。基本の食パンという言い方ができるだろうか。
もちもち系かサクサク系かで言えば、サクもち系といったところで、トーストのひと噛み目はサクッと来るのだけど、その後、もちっと系になる。口溶けはそれほどよくない。
香りは控えめで、旨みも強い方ではない。ただ、噛んでいるとじんわり甘みも旨みがやってきて、あっさり系という印象ではない。
普通といえば普通だけど、ちょっと変わっているようにも思う。
普通すぎてむしろオリジナルというか、他の店の食パンで似た印象の食パンが思いつかない。
味を吟味して食べようとせず、普段の朝食で新聞を読みながら囓るトースト用の食パンとしては申し分ない。
山食パンも意外なほどマコさん食パンと似ている。四角と山でこれほど違いがないのもちょっと珍しい。ブラインドテストをしたら気づかないかもしれない。
今回はホテル食パンを食べ逃したので、もう一度行きたい。
あと、クロワッサンを食べてみると、店の実力がよく分かるので、それも試してみよう。
お店の地図
名古屋市名東区藤が丘162
駐車場 なし(有料駐車場の無料券あり)
8時~19時
定休日 火曜・水曜
お店のインスタグラム