悲しみよりも喜びの方が多ければ心楽しく過ごせるかといえば、そうではない。 喜びは悲しみの代わりにはならないし、喜びが悲しみを打ち消してくれるわけでもない。 悲しみは悲しみとして自分の中にずっとあって、心を少しずつ蝕んでいく。 そしていつか、心は悲しみに食い尽くされてしまう。 悲しみのない世界を私たちは夢見る。 けど、そんなものはどこにもないことを私たちは知っている。楽園にも天国にも悲しみはある。 悲しみが消えるときは自分が消えるときだ。 シェア ツイート B!はてな LINE Pocket feedly 記事タイトルとURLをコピーする 言葉(words) CM 0 / TB 0 ジャンル:写真 テーマ:写真にコトバをのせて