
こいつじゃないと駄目なんだ感。
こいつじゃない感。
その感覚の正体はよく分からないのだけど、どこか絶対的で動かしがたい事実のように思える。
恋愛感情は概ね勘違いと思い込みから成り立つもので、自分の中の判断など当てにはならないことが多いとはいえ、何かしらの根拠があるような気もする。
1が100になることはあっても、0が1になることはないといった感覚だ。
勘違いを楽しむのも人生の醍醐味のひとつだから、間違えないぞと頑張る必要はないのかもしれない。
自分の感覚に殉じてもいいし、流れに身を委ねるのも一興だ。