こっそりやろうタダ働き

言葉(words)
伝言メモ

 タダ働きくらい自分のためになるものはない。
 無報酬で何かをすると損したような気になるかもしれないけどそうではない。
 タダ働きはささいな賃金よりもずっと大きなものをもたらしてくれる。
 それは徳を積めるということだ。
 徳などたいしたものではないと思うのは大間違いで、これは後々大きな財産として自分の助けになってくれる。
 むしろお金を得ることで働きを精算してしまうことの方がもったいない。
 お金はいくらあっても困らないというけど、それよりも徳はいくらあっても困らないという方が正しい。
 なにしろ徳はあの世まで持っていけるのだから。
 徳のない人間はあの世で苦労することになる。だから、この世にいるうちに少しでも徳の貯蓄をしておくべきだ。
 さあ、今日から頼まれてもいないタダ働きをするのだ。
 でも、やってやったなどと思ってはいけない。そんな恩着せがましいことではタダ働きが帳消しになりかねないから。
 こっそり見つからないようにやるタダ働きが一番徳を積めるということを覚えておいて損はない。
 
 
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