
10月ってこんなに暑かったっけという前半から、10月ってこんなに寒くないよねという後半へと季節ががらりと入れ替わった。
中間をお願いしますといってももう遅いのか。なんだか気持ちのいい秋がだんだん短くなっていくような気がする。
季節の花や虫を追いかけなくなってもう何年にもなるから、今どこで何が咲いているのかとか、虫は何が残っているのかとか、まったく把握できないでいる。そのことを少し寂しく思うことがある。
毎日のように自然の中に出向いていって写真を撮っていた頃が遠い昔に感じられる。
ヒガンバナの後は何が咲くのだったか。コスモスは10月だったか11月だったか。旅する蝶のアサギマダラはもう名古屋に飛んできたんだろうか。
季節は巡っても時間は戻ってこない。未練を捨てて先へ進むしかない。

「カンパチ(?)の刺身」
カンパチの仲間とかなんとか言っていたと思うのだけど、忘れてしまった。
コリコリ食感の刺身で、これはこれでなかなか美味しい。
マグロとサーモンばかりでは能がないので、たまには違う魚も食べておきたい。

「里芋その他の煮物」
煮物の歴史はたぶん相当古くて、縄文人も土器で根菜類などを煮て食べていたんじゃないかと思う。だとすると1万年以上食べ続けてきたことになる。
土器がなかった旧石器時代の人たちはどんなものをどんなふうに調理して食べていたんだろう。
我々が想像するよりも工夫して美味しく食べていたのだろうけど。

「煮豆腐の卵とじ」
ショウガ、豆板醤、シーチキンをオリーブオイルで炒め、切り分けた豆腐と下茹でしたブロッコリーを入れて煮込む。
酒、みりん、鶏ガラ出しの素、塩、コショウで味付けをする。
とき卵に片栗粉を加えて混ぜ入れ半熟まで加熱する。