
加害者が被害者になることがあり、被害者が加害者になることもある。
被害者と加害者は必ずしも一方的な関係性ではない。双方向的な面がある。
たとえば、被害者の関係者が加害者に復讐すれば加害者は被害者となり、被害者は加害者側になるといったことだ。
加害者家族は間違いなく被害者となってしまう。
たいていの人は自分が被害者にならないように気をつけて生きているだろうけど、多くの人は自分が加害者になる可能性を軽んじてるんじゃないか。
自分に警報を出すのであれば、それは被害者になることへの警戒ではなく加害者になることに対するものであるべきだ。
そこを甘く考えていると思いがけない形で加害者という被害者になりかねない。
とにかく加害者にならないように充分気をつけて日々を生きていかないといけない。