
昼間はまだ暑さが残っているとはいえ、夜になれば虫の音が聞こえてきて秋の訪れを感じるようになった。
今年も残すところ3ヶ月半くらいとなり、ここからはまた時間が加速していくのも毎年のことだ。
同じような繰り返しのようでいて毎年少しずつ違っている。積み重ねもあるし、失ってしまったものもある。そして、自分も周りも確実にひとつずつ歳を取っていく。
すべてが寂しいといえばそうなのだけど、なんとか日々を過ごしていくしかない。毎日の中には楽しみや喜びがいくらかはある。
自分の心を守るためには何も考えず、何も感じないことも必要だ。

「イカ刺しの卵黄ソース」
サンデー料理ではおなじみになったイカ刺しの卵黄ソース掛けなのだけど、今回は「たるいか」という名前で売られていたものを試してみた。
ただこれは別名で、ソデイカというのが正式名のようだ。
調べたら沖縄や日本海で獲れる大型のイカらしい。
食感はけっこう柔らかめで、言われなければスルメイカなどと区別はつかないんじゃないかと思う。

「鶏肉とトマトの炒め物」
メニューを考えるとき、まず何かメインとなる食材があって、それをどう料理するかと考えることが多い。
この場合はまずオクラがあって、それをどう食べようかと考えてこの結果になった。
トマトを足して、タマネギを足して、それだけでは物足りないから鶏肉を加えて、もう一歩ということでとろけるチーズで和えた。
そんな調子なので、料理名としては自分でもよく分からない。

「豆腐とジャガイモその他」
これも料理名が思いつかない。
ジャガイモ、ニンジン、豆腐を下茹でする。
オリーブオイルでキャベツとシーチキンを炒め、ジャガイモ、ニンジン、豆腐を加え、更に炒める。
酒、みりん、砂糖、コンソメの素、塩、コショウで味付けをする。
これを夕飯に出されて美味しかった場合、次にリクエストするとき何と言って伝えればいいんだろう、と自分でも思う。自分も作った料理をいちいち覚えていないから再現できないかもしれない。
料理も一期一会…なのか?