勝手に発表 ~新規開拓アーティストその7 【UNIDOTS】編

音楽(music)
空と雲

 相変わらずYouTubeYouTube Musicのおすすめ動画や関連動画を聴き回って新規開拓をやっている(Premiumにしてから(3ヶ月の無料体験中)快適この上ない)。
 その中でお気に入りのアーティストを見つけたので、また勝手に発表シリーズで紹介します。

 UNIDOTS(ユニドッツ)。
 J-POPにそこそこ詳しい人でも知らないかもしれない。メディアへの登場はほとんどないし、wikiのページもない。
 ネットでUNIDOTSについてある程度知ることができるのは、あるインタビュー記事くらいだ。

 UNIDOTSインタビュー 瑞葵とコンノツグヒトが明かすこれまでの歩みとユニットの現在地
 SPICE編集部(柴山恵美)

 UNIDOTSについては知らなくても、ボーカルの瑞葵がかつて所属していたイツエというバンドは知っているという人もいるだろうか。ただし、イツエは2015年に解散している。
 その瑞葵とベースのコンノツグヒト(金野倫仁)が組んだユニットがUNIDOTSだ。
 活動開始は2016年ながらCDも出さず、ネットもせず、ライブのみの活動だったようで、会場限定で初の音源をリリースしたのが2019年だった。
 それでもライブのチケットはいつもソールドアウトだったというから、イツエ時代からのファンも含めて固定ファンがいるのだろう。
 初めてCDを発売し、ネットの動画サイトやサブスクに楽曲を発表したのは2019年からなので、まだまだ一般の知名度は低い。
 しかし、その歌声を聴けば高い実力の持ち主ということは一発で分かる。こんな実力者が他にもまだまだいると思うと、動画サイト巡りはやめられない。




 UNIDOTS 『溺れた魚』

 私が初めて耳にしたのがこの曲だった。
 自分に引っかかってくる曲は最初の数十秒でだいたい分かる。あ、これ好きかも、と思う。
 イツエのときから瑞葵のボーカルには定評があったようだけど、UNIDOTSになって更に磨きがかかっている。
 イツエ時代の楽曲を何曲か聴いてみたのだけど、なんとなくピンとこなかった。楽曲というかサウンドがあまり好きなタイプではないのかもしれない。

『言葉は嘘をつく』 『海へ還る』 『ネモフィラ』




 UNIDOTS 『僕らの終着点』

 瑞葵の一番の特徴はやはりその高音のきれいさだろう。
 高音がきれいなボーカルはたくさんいるけど、その中でも群を抜いてきれいだと思う。ここまでクリアで雑味がない歌声の持ち主はなかなかいない。
 それでいてキンキンと耳障りな高音ではないので心地よい。低音もしっかり出せる。
『僕らの終着点』のライブバージョンでもちゃんと上手い。
 そのあたりは場数を踏んで実績を重ねてきたゆえだろう。




 UNIDOTS 『白昼夢 』(Live)

 ライブの映像がけっこうアップされている。
 Brausという人(チャンネル)が上げているのだけど関係者なのか一般人なのか(チャンネル登録者数が49人って)。




 UNIDOTS 『東京の精神』

 今年2021年の6月に大阪、愛知、東京でライブツアー「まなざし 〜差・指・刺〜」が行われたようだ。
 伏見のJAMMIN'(Web) は行ったことがないのだけど、どこかで生歌を聴いてみたい。
 友人のバンドと一緒にならないだろうか。バンドの写真担当の私もくっついていって、どさくさに紛れて瑞希さんを撮らせてもらいたい。被写体としても魅力的だ。




 UNIDOTS 『あなたは嘘つきだ』




 UNIDOTS 『舗道に咲いた花』



 UNIDOTS 『潜熱』



 
 UNIDOTS 『神様の言うとおり』




 SawanoHiroyuki[nZk]:mizuki 『aLIEz』 / THE FIRST TAKE

 TVアニメ『アルドノア・ゼロ』のエンディングテーマ『aLIEz』を担当したときはmizuki名義だった。
 ピアノの澤野弘之(SawanoHiroyuki)とのコンビでTHE FIRST TAKEにも登場している。
 ここでも圧倒的な歌唱を披露している。
 澤野弘之は知っている人はよく知っているピアニストで、アニメ、ゲーム、映画などの伴奏や作詞作曲、楽曲提供などを行っている。有名作品に多数参加しているから、名前は知らなくても楽曲はどこかで必ず耳にしているはずだ。
 TVアニメ『86―エイティシックス―』エンディングの『Avid』もこのコンビで、YouTubeにアップされている。
 SawanoHiroyuki[nZk]:mizuki「Avid」×TVアニメ「86―エイティシックス―」Collaboration Movie


 今後UNIDOTSがどれくらい有名になっていくのかは分からないのだけど、何年後かにずいぶん遠いところに行ってしまったなぁとしみじみ思えたら嬉しい。
 私のブログにもっと影響力があればよかったのだけど、ネット時代の今は実力者が埋もれることの方が難しいから、近い将来、影響力のある業界人がUNIDOTSを発見することになると思う。


 公式サイト


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