
大事なのは問題を起こさず無難に過ごすことではなく、問題にぶつかったときにそれを乗り越えようとする強い意志を持つことだ。
なるべくなら問題を避けたいと考えるのは当然なのだけど、あまり逃げてばかりいると逃げ癖がついてしまって、いざというときに戦えない。
日頃から心構えだけでも戦う準備をしておかなくてはいけない。
人と人との関係性でいれば、ぶつかって問題を乗り越えた方が絆が深まるし、自分自身のことでいうと、問題を解決するごとに経験値が増えて気持ちも強くなる。
問題のある道と問題のない道を選べるのであれば、あえて問題のある道を選択してもいい。その方が自分のためになるのだから、行って損はない。
問題を乗り越えようという意思のない人間はどうにもならない。周囲も助けることができない。
どんなにつらくても最後まで戦わなくてはならない。それがこの世界で生きるということだから。
あきらめさえしなければ、誰かが救いの手を差し伸べてくれるかもしれない。
いつも強くはあれないけど、ぎりぎりでも何でも最後は問題を乗り越えるんだという意思が必要だ。
踏みとどまれるか脱落するかがそこにかかっている。