
どんなに優れた人や物にもケチをつける人間が一定数いるものだ。
そういった声も無視はできないとはいえ、本当に耳を傾けるべき言葉を間違えてはいけない。
非難より賞賛が常に正しいとは言えないまでも、賞賛の声を侮るのは正しい態度とは言えない。
物事の悪い面よりも良い面を見られる人間の方が幸福度が高いというのは言うまでもないことで、要するに誰が、あるいは何が自分を幸せにしてくれるかという基準で考えればいいのだ。
たとえば高くて高品質のものに金を出して嬉しい人間もいれば、お買い得品を安く買えたことに喜びを感じる人もいる。
そこに他人の評価など必要だろうか?
誰かの価値観を自分の行動の指針にしてはいけない。自分の感覚を信じればいい。
自分にとって良いものは良いし駄目なものは駄目でいいではないか。それが世間の評判とずれていたって何の問題もない。