好きという感覚

言葉(words)
早咲きの梅

 好きという感覚は不思議なもので、自発的なものでありながらコントロールがきかないところがある。
 好きではないものを好きになろうとしてもできないことが多いし、好きなものを嫌いになるのも難しい。
 ときどき好きという感覚に支配されているのではないかと思うことがある。
 脳が指令を出しているのか、遺伝子が求めているのか。
 誰か特定の人を好きになるのも説明がつかないし、食べ物の好き嫌いも理屈ではない。
 とても曖昧なようでいて絶対的でもある。
 好きとそうでないものを分ける一線が自分の中のどこにあるのかもよく分からない。
 好きなものは好きだから仕方がないと居直るしかないのだけど、やっぱりそれって自分の意思だけではないような気もする。
 
 
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