
嫌いになろうと思って嫌いになれるわけはなく、好きになろうと思って好きになれるわけでもない。
一方的に好きというだけで許されるはずはなく、一方的に嫌いというだけでどうにかなるわけでもない。
相手にも好きと嫌いがある。
好きと好きが上手く結びつくとは限らないし、好きと嫌いが引き合うこともある。
好きと嫌いの感情がもし目で見えたとしたら、この世界はものすごく混乱した姿として映るに違いない。見えないからなんとか正気を保っていられる。
人は誰も、自分の中の好きと嫌いに翻弄されて一生を過ごすことになる。
写真を撮りながら名古屋と近郊を巡ります