移ろう現実

言葉(words)
天白川初冬

 その業界の一位が消えても二位以下が取って代わるだけのこと。
 いっとき衝撃を与えても、しばらく経つと何事もなかったかのように新しい秩序ができて日々は流れていく。
 現実は常に結果でしかない。状況や事情によって現実は変化するだけで、こうでなくてはならないという決まった形はない。一言で言えば流動的だ。
 変化はいつも起きている。ときに見えないまま。
 私たちは移りゆく現実に対応していくしかない。自力で変えられる現実は少ない。
 人の態度が受け身的であるのは仕方がないことだ。
 現実を受け入れて対処する以外にどんなやり方があるというのか。
 
 
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