かつての誓い

言葉(words)
街路樹の紅葉

 若い頃に交わした誓いをずっと忘れずにいることの難しさを人は年を取ってから知ることになる。
 老年になれば思い出すことさえなくなるのかもしれない。
 それでも心の奥に灯り続ける小さな明かりがあって、もし来世があるのならそれは持ち越しとなるのだろう。
 今世が前世から見た来世だとするならば、今あらためてかつての誓いを思い出さなくてはならない。
 きっとそれは自分の中のどこかに眠っていて、おそらくぼんやりとした自覚があるはずだ。
 
 
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