
残暑が厳しいの反対はどう表現したらいいだろう。残暑が優しいとは言わないし、残暑が厳しくないという言い回しも聞かない。
今年の夏も暑かったけど、9月に入って暑さが急速に失速した感がある。特に半ばを過ぎてからは朝晩涼しいくらいになった。残暑が厳しい年は10月に入ってもまだ暑かったりするのに。
この夏はコロナのせいでぼやけた夏だった。印象に残ったことがほとんどない。ただ出かけなかったというだけだ。
いろいろと規制解除されているとはいえ、やはり元には戻らないことを思い知らされている。
今の世界は以前いた世界とそっくり同じように見えて実は別のパラレルワールドにジャンプしてしまったのではないか、そんなふうに思うこともある。
コロナ以前にはもう戻れないのだろう。元通りになることはもうすっかりあきらめるしかない。
自分が感染した後どうなるのかということは今のところイメージできない。ワクチンが完成したら打ちたいかといえば打ちたくはない。打たないと差別されるとかいう社会も嫌だ。
私たちは未確定な未来を生きているということをあらためて認識させられた。これまでの常識が崩れることが過去に何度も起きていて、今回の騒動もそういうことのひとつに違いない。
想像もしていなかったことが起きる。それもまたある意味ではありふれた現実だ。
大きな災害もこれから何度も起きる。人類滅亡も空想上の出来事ではない。
現実感はなくても地球は必ずいつか消滅するし、太陽も確実になくなってしまう。
穏やかな日常こそが一番大事な宝物だということに気づけたとしたら、今回の出来事も悪いことばかりではなかったといえるかもしれない。

「マグロのホイル包み焼き」
オリーブオイル、マグロ、長ネギの刻み、酒、みりん、しょう油、塩、コショウをホイルで包んで魚焼きグリルで焼くだけ。
簡単お手軽だけど、火加減がちょっと難しい。火を入れすぎると固くなる。今回は少し時間が長すぎた。

「大葉とチーズ挟みレンコンフライ」
レンコンを薄めにスライスして、大葉とスライスチーズを挟んで揚げる。
これは天ぷらよりもフライの方が向いている。

「鶏肉と野菜のトマトソース煮」
ジャガイモ、ニンジンを下茹でする。
オリーブオイルでタマネギ、鶏肉、トマトを炒める。
酒、みりん、コンソメの素、ケチャップを加え、しばらく煮込む。
後半でジャガイモとニンジンを入れ、もう少し煮る。
塩、コショウで味を調える。