
必要以上に動けない日々が半年以上も続くとさすがに慣れてしまったけど、遠出の散策に出かけたいという気持ちがときどき込み上げてきて、とてももどかしい思いがする。
鉄道に乗って1時間か2時間、現地をひたらすら歩き続けるというスタイルの小旅行は、去年の10月の岐阜県各務原行きが最後になっている。その後、三重県松阪の神社巡りを計画したのだけど、実現しないまま月日が流れている。行けるのはいつになることか。今年はもう無理なんだろうか。
今日は処暑だった。二十四節季では14番目に当たる。今年ももう残り4ヶ月ちょっとだ。
何もない夏は何もないまま終わろうとしている。何年か後に2020年の夏を振り返ったとき、何を思い出すだろう。最後にひとつくらい思い出を作っておいた方がいいかもしれない。

「タイのホイル包み焼き」
ホイル包みが気に入って最近よく作っている。マグロよりもタイの方が合っている。タイの方がふんわりしっとり仕上がる。
お手軽だし、コンロが2つ埋まっているときは空いている魚焼きグリルを活用すればいい。火を入れて放っておけばできあがる。
ただし、調理していること自体を忘れがちなのが難点だ。

「野菜とトマトのケチャップ炒め」
トマトスープの汁が少ない版。
ジャガイモ、ニンジン、アスパラを下茹でする。
オリーブオイルでタマネギ、トマトを炒める。
ジャガイモ、ニンジンを入れ、酒、みりん、コンソメの素、砂糖、ケチャップ、塩、コショウで味付けをする。
終盤でアスパラを加える。

「ナスの天ぷら」
天ぷらは寒いときでも暑いときでも食べたくなる。天ぷらだけは食べたい4割、作りたい6割で、作りたい気持ちが上回る。
この頃、衣がしゃびしゃびすぎて素揚げのようになることが多かったので少し粉を多めにしたのだけど、それでもまだ足りなかった。あまりごわごわの衣よりも薄めの方が好きなのだけど、これはちょっと薄い。もう少し厚くつけないと天ぷららしさがない。