
近頃、人と人とのつながりがずいぶん希薄になってしまったと感じている。
あらためて思うのは、人と人が互いに支え合って社会が成り立っているということだ。
単純に言えば生産と消費の関係性で、どちらか一方が倒れれば共倒れになる。
これまでは絶妙のバランスで成立していたことを思い知ると同時に、消費もまた社会のために必要不可欠なのだということを再認識する。
元に戻ればいいなという希望的観測ではなく、これを機に一歩進めて、新しい人と人とのつながり方や支え合う仕組みを再構築することが必要だ。
これまでのやり方ではもはや通用しないことが分かった。
今はこれからのための新たな仕組みを模索する時期なのだろう。