
桜もだいぶ散ってしまって、花見シーズンも実質的に終わってしまった。今年は本当に少ししか撮れなかったのだけど、今年は仕方がない。仕方がないという言葉が今ほど合うときは他にないかもしれない。
コロナ騒動は、人間は頑張ってもどうしようもないことがあるということをあらためて知らしめた。
人間はコロナにはたぶん勝てない。コロナが何らかの理由で自滅するのを待つしかない。
コロナ以前とコロナ以降とでは世界は変わってしまった。もうコロナ以前に戻ることはない。
一日も早く元に戻りますようにというセリフは虚しく響く。もう元には戻らないことを私たちは知っている。何かが決定的に損なわれてしまった。
私たちが生きるのはコロナ以降の世界だ。それを受け入れるしかない。考えようによっては悪いことばかりではない。気づきも多くあった。
あらためて思ったことは、私たちが当たり前と思っていた世界の多くが虚の部分で成り立っていたということだ。実というのはわずかで、大部分の虚によって成立している。それを全部削ぎ落としてしまうと後にはほとんど何も残らない。もう一度、虚の部分を満たすことが正しいのかどうか。
今回の出来事は試金石となるだろう。否応もなく新しい世界はやってくる。我々に選択の余地はない。

「マグロの卵とじ」
手抜き料理を試してみた。
切り分けたマグロ、酒、みりん、しょう油、塩、コショウ、白だし、とろけるチーズ、タマネギ、溶き卵を全部まとめてタッパーに入れて、3分加熱。
マグロの水分が逃げずにパサつかないので、けっこういける。手抜きだけど鍋で加熱するよりいいかもしれない。

「ナスのフライ」
水、小麦粉、パン粉を一緒に混ぜ合わせて、ナスを浸して揚げた。
天ぷらとフライの中間のようだけど、ナスがとろっとして美味しく仕上がった。外はサクッとする。
次はもう少しパン粉の分量を増やしてやってみたい。

「里芋とタケノコの煮物」
タケノコはアク抜きをして下茹でする。
里芋は皮ごと茹でて皮を剥く。
ニンジン、ちくわ、里芋、タケノコを煮る。
酒、みりん、和風だし、白だし、シーチキン、塩で味付けをする。