第六弾となる今回は、「心に残る遠過去女性アーティスト編」と題してお送りします。
これまでの5回は以下の通り。
思い出のアニソンを勝手に発表
勝手に発表第二弾 ~心に残る近過去女性アーティスト曲
勝手に発表第三弾 ~心に残る中過去女性アーティスト編
勝手に発表第四弾 ~心に残る近過去男性アーティスト編
勝手に発表第五弾 ~心に残る中過去男性アーティスト編
女性アーティスト編としては、今回が一応最終回ということになる。
思えば80年代というのはアイドル全盛というだけでなく歌謡曲の全盛時代だった。送り手にとっても受け手にとっても幸せな時代で、リアルタイムでたくさんの曲と出会えたことは私にとって幸運だった。その幸運は00年代までしか続かなかったように思う。
今の曲が駄目とはいわないないけど、昔の曲がよかったのは本当だ。それは懐古趣味というだけではない。たとえ消費されるアイドル曲といえども、一流の作詞家、作曲家、編曲家が全力で楽曲を提供することで名曲が生み出されていた。
時代の変化とともに音楽シーンも大きく様変わりしたから、今のアーティストは不運だという言い方もできるだろうか。
もはや我々世代は新しい曲を必要としないのかもしれない。すでに多くのいい曲が自分の中にたまっているから。
あるいは、歌謡曲はこの先で第二の全盛期を迎えるなどということもあるのだろうか。
80年代のマイベストを10曲程度選ぶというのはなかなか難しいことで、忘れてしまっている曲や歳月の中でこぼれ落ちてしまったものも少なくない。当時よく聞いていた松田聖子などは今はもう残っていない。
松任谷由実で選んだ曲は一部70年代の曲が入っている。世代的に上なので必ずしもリアルタイムで聴いたわけではなくて、少し遅れて聴いていた。
山口百恵も上の世代なのだけど、小学生のとき初めて自分のお金で買ったレコードは山口百恵の「秋桜」だった。当時、さだまさしが好きで、この曲はさだまさしの作詞作曲だったということもある。
心に残った曲ということだから、懐かしいというだけではなく、今でも聴く曲を選んでいる。10年後も変わらず聴いているかどうかはわからないけれど。
小比類かほる 「I'm here」
再生はYouTubeの公式 Kohhy OFFICIAL CHANNELで
(”この動画は YouTube でご覧ください。”をクリック)
小比類かほる 「オーロラの瞳」
再生はYouTubeの公式 Kohhy OFFICIAL CHANNELで
(”この動画は YouTube でご覧ください。”をクリック)
松任谷由実 「ノーサイド」
松任谷由実 「青春のリグレット」
笑って話せるね
そのうちにって握手した
彼のシャツの色がまぎれた人混み
バスは煙残し
小さく咳こんだら
前の前が滲んだ黄昏
わずか6行の短い言葉で感情を一切説明せず情景描写のみで別れの場面を鮮やかに描いて見せている。
松任谷由実の天才を確信させるに充分な歌詞だ。
松任谷由実 「埠頭を渡る風」
中島みゆき 「悪女」
中島みゆきは「糸」も選びたかったのだけど、オリジナルが見つからなかった
竹内まりや 「駅」
竹内まりや 「シングル・アゲイン」
原由子 「鎌倉物語」
DREAMS COME TRUE 「未来予想図 Ⅱ」
斉藤由貴 「卒業」
ライブバージョン。こっちの方がぐっとくる。
ニコニコ動画のページで見てください(”卒業”をクリック)。