
何かを犠牲にしなければ何かをできない。それはもう残酷ともいえる現実だ。
犠牲になることはいろいろで、時間だったりお金だったり気持ちだったりするわけだけど、やりたいことややるべきことのすべてをできるわけではないことは確かだ。
人生という入れ物には限りがあって、ある程度年を取るとその容量は思ったより小さいことに気づかされる。
私たちはある部分ではあきらめ、ある部分では折り合いをつけてやれることをやっていくしかない。全部は抱えられないのだから、捨てるものを決めなければならない。
優先順位を間違えると犠牲にしたものが無駄になりかねないので気をつけたい。