
自己犠牲の精神が強い人もいるし弱い人もいる。まったくない人間もきっといるだろう。
人は自分のためだけには生きられないし、他人のためだけにも生きられない。
自分のために生きることが結果的に誰かの役に立っているのだろうから(自分のあずかり知らないところで)、たぶん、人はわりとわがままに生きていい。
迷惑をかけるといってもそれはお互い様だ。
世のため人のためなんて考えていると、結果として自分のなすべきことを見失いがちになって、持っている実力を充分に発揮できない。
人は自分が一番得意なことをやればいい。極論を言えば、それだけやっていればいいくらいだ。
どんな人間もこの世界に存在している以上、何らかの役に立っている。それで充分と言えば充分だ。