思い出のアニソンを勝手に発表
心に残る近過去女性アーティスト曲
毎度のことながら勝手に発表なので、共感を求めるというよりも、個人的な覚書に近い。
ただ、発表する以上はまったく無責任というわけにはいかないので、それなりに気は遣っているつもりだ。まったく共感を得られないより少しは得られた方がいい。
中過去の定義がはっきりしているわけではないのだけど、90年代後半から00年代前半の曲を選んだ(一部少しはみ出している)。
隠し球的な一曲は、波瑠が16歳のときに歌ったデビュー曲の「I miss you」だ。岡本真夜の作詞作曲で、歌唱力もあって、かなりいいと思うのだけど、これ以降、歌手活動はしていない(PVに出演しているのは波瑠本人とまださほど知られていなかった頃の向井理)。
My Little Loverの『Destiny』を聴くと、ドラマ『WITH LOVE』が鮮やかに蘇るという人も多いんじゃないかと思う。私がネットを始めるきっかけになったのがあのドラマということもあって(そういう同世代も少なくないはず)、この曲には思い入れがある。
Every Little Thingの『fragile』なら”あの時代”の『あいのり』を思い出す。
思い返すと90年代後半から00年代前半は音楽シーンにとって幸福な時代だった。作り手も受けてもともに幸せだった最後の時代と言っていいかもしれない。あの頃に比べると今の歌は……などと語り出すと長くなるし愚痴になるのでやめておく。
同時代人として才能溢れるアーティストたちが送り出す多くの優れた楽曲と出会えた私たちは幸運だった。それらの曲を今もイイと思って聴けるというのは幸せなことだ。
遅れてきた若い世代も、90年代、00年代の名曲に多く触れて、一曲でも二曲でも幸運な出会いをしてもらえるといいと思う。この記事がその橋渡しになれば嬉しい。
My Little Lover 『DESTINY』
My Little Lover 『Hello, Again ~昔からある場所』
the brilliant green 『There will be love there -愛のある場所』
the brilliant green 『そのスピードで』
the brilliant green 『長いため息のように』
Every Little Thing 『fragile』
Do As Infinity 『陽のあたる坂道』
Le Couple 『ひだまりの詩』
小松未歩 『東京日和』
ZARD 『永遠』
一青窈 『ハナミズキ』
波瑠 『 I Miss You』