
11月17日(土)に熱田神宮内の熱田神宮会館で行われた熱田神宮文化講座(web)に行ってきた。
9月に行われた「纒向の大王宮と王権の伸張」に続いて二回目で、今回のテーマは「江戸時代の暦」だった。
暦そのものよりも、暦の歴史がメインで、講師は愛知学院大学文学部の林淳教授。
冲方丁の『天地明察』の主人公、渋川春海のことも出てきた。
暦によって支配されたり支配したりということがあったということを再認識することになった。
今でも旧暦は完全に消えたわけではなくて、太陰暦についても意識しないまま影響を受けている部分もある。
次回は来年の3月9日で、テーマは「中世熱田の信仰世界と宗教テクスト」となっている。会場は熱田神宮文化殿講堂に戻る形になるようだ。熱田社における神仏習合というのももう少し知っておくべきなので、行けたら行きたい。


神宮会館前の四季桜。

七五三シーズンの土曜日午後ということでけっこう賑わっていた。



【アクセス】
・名鉄名古屋本線「神宮前駅」から徒歩約5分
・駐車場 あり(無料)
熱田神宮会館 webサイト