
港区新茶屋にある神明社(地図)。
かつての茶屋後新田(ちゃやのちしんでん)にあることから茶屋後神明社と称している。
尾張茶屋家二代の茶屋長以が1677年に茶屋後新田を開発するとき、三十番神を祀ったのが始まりで、新田が完成した1679年を創建年としている。
明治の神仏分離令で三十番神を神社で祀ることが禁じられたため、伊勢の神宮から勧請して神明社として再出発することになった。
そのあたりの歴史などについては神社サイトの神明社(茶屋後)のページに書いた。
なかなかいい神社で、港区を代表する神社のひとつといっていいと思う。
ただ、お世話が行き届いておらず、少し荒れ気味なのが気になった。
茶屋家は借金から新田を手放すことになり、後を引き継いだ関戸家も戦後に土地を小作人に譲ってしまった。
少しお金と手を掛ければ立派な神社に戻るはずだ。










【アクセス】
・近鉄名古屋線「近鉄蟹江駅」から徒歩約51分
・「新西福橋バス停留所」から徒歩約10分
・駐車場 あり
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