かつて稲永遊廓だったところにある錦町天王明神

神社仏閣(Shrines and temples)
錦町天王明神

 港区錦町にある天王明神(地図)。
 天王社はけっこうあるけど、天王明神はめったにない。初めて見た。ただ、鳥居の額にそう書かれているだけで、これが正式名かどうかは分からない。
 少し他とは違う空気感を持った神社で、惹かれるものがあった。
 鳥居や石柱は近年奉納されたものではあるのだけど、錦町と中川区八幡町の人で、ここ錦町は稲永遊廓があったところで、八幡町は戦後赤線地帯だった八幡園のあった町なので、その関係者が関わっているのではないかと推測した。外れているかもしれない。
 歴史的なことについては何も分からなかったのだけど、分かることについては神社サイトの天王明神(錦町)のページに書いた。



錦町天王明神鳥居額




錦町天王明神社とお堂




錦町天王明神の社




錦町天王明神の堂




錦町天王明神もうひとつの社




錦町天王明神石柱裏




錦町天王明神鳥居裏




錦町天王明神奉納者名

【アクセス】
 ・あおなみ線「稲永駅」から徒歩約13分
 ・駐車場 なし
 
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コメント
  • 天王明神社 管理者・敷地権利者
    2021/04/04 15:34
    伊勢湾台風2年前に火力発電所取り壊しのため、日発(中部電力)内の一州町(現カインツ)氏神様を移設したものです。発電所開設以来の歴史とおもわれます。境内左側の祠は荒子川観世音菩薩で、由来は近隣の荒子川に流れ着いた木札を祀っております。境内入り口の祠は豊博龍神で平成8年頃に合祀したものです。由来は熱田区六番で事業を営み財をなした一族の夫婦に不幸が起こり、地元由来の龍神が取り残されたもので、縁あって合祀したものです。ご利益はギャンブルに強いという声を聞きます。また遊郭時代には、娼妓にとりついた狐狸を抜き、封じ込めたとのいわれがあります。さらに戦時中、近くに軍事工場、飛行場があったため嵐のように1トン爆弾攻撃を受けたもののことごとくそれ、発電所は無傷であったと伝えられます。
     掲載ありがとうございました。




  • ありがとうございます
    2021/04/04 23:12
    >平松さん

     こんにちは。
     コメントいただきありがとうございます。

     この神社に関しては情報がほとんどなくて、どういう神社か分かりませんでした。
     貴重な情報をいただき感謝します。
     発電所関連の神社とは思いもよりませんでした。
     稲永遊郭とは関係なかったんですね。

     名古屋神社ガイドに情報を掲載させていただきたいと思ってます。
     あらためてメールさせていただきます。

     よろしくお願いいたします。
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