
西区児玉の白山社(地図)。
武蔵国の児玉党だった丹羽氏がこのあたりにやってきて住みついたことから児玉の地名になったと『尾張志』は書いている。だとすると児玉の地名がついたのは戦国時代ということになるだろうか。それ以前のことは分からない。
児玉村には6つの神社があった中で、この白山社だけが生き残った。他の5社は大正時代に白山社に合祀された。
そのあたりのことも含めて詳しくは神社サイトの白山社(児玉)のページで。





鳥居の40メートルほど南が本来の入り口だったようだ。
このすぐ南に白山社参拝者用の駐車スペースがある。
参道は月極の駐車場になっているだろうか。

駐車場の横に、織田家四天王といわれたうちのひとり、丹羽長秀の邸宅があった場所に石碑が建っている。
石碑があるだけで何も残っていない。どれくらいの広さだったのかも分からない。
織田家家臣ナンバー2にまでなった丹羽長秀だけど、知名度は低く、名古屋でも大事にされているとはいえない。国持ち大名となった若狭ではもう少し大切に扱われているだろうか。
【アクセス】
・地下鉄鶴舞線「浄心駅」から徒歩約15分
・駐車場 あり(鳥居より南の薬師寺西隣)
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