
緑区姥神山にある朝苧社(地図)。
氷上姉子神社との関係性がどうなのかというのが問題となる。
火上の地主神である火上老婆霊(ひがみうばのみたま)を祀るとも、ミヤズヒメの母を祀るともいう。ミヤズヒメの母といえば眞敷刀婢命(マシキトベ)なので、もしそうなら眞敷刀婢命を祀るとすればいいのにそうしていない。眞敷刀婢命は熱田摂社の下知我麻神社の祭神として祀られている。眞敷刀婢命は尾張大印岐(おわりのおおいみき )の娘で、本拠は笠寺台地の星﨑(千竈)のはずだ。火上の地主神ではない。
結局のところはよく分からないのだけど、祀られているのが地主神で姥神というのであれば、ここを支配していたのは年老いた女性だっただろうか。それは、年を取ったミヤズヒメのイメージと重なる。
歴史などについては神社サイトの朝苧社のページで。

地図を見ると南からも行けそうなのだけど、今は北からしか行けないらしい。
名古屋中心部から大高方面へ国道23号線を南下して左手角のガソリンスタンドを左折して細い道に入る(この先は駐車場も駐車スペースもない)。そこから200メートルほど進むと右に折れて入っていける道があるので右折する。左右には家が建ち並んでいて私道っぽいのだけど大丈夫だと思う。進んだ先の道が石畳になっていたら正解ルートだ。
山に入っていく細い道があり、右手足元に「朝苧社」を書かれた小さな看板を見つけられると思う。そこから山道を2、3分歩いた先に社がある。






【アクセス】
・JR東海道本線「大高駅」から徒歩約23分
・駐車場 なし
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