海の底だったところにある込高新田の津島社

神社仏閣(Shrines and temples)
寅新田津島社

 緑区大高町寅新田にある津島社(地図)。
 江戸時代、大高村を本拠にしていた尾張徳川家の家老、志水家が新田を作ってのちに拝領した込高新田だった場所だ。
 神社の創建は1684年と伝わっている。
 わりと広い境内の端っこに社殿が建っていて、贅沢な空間になっている。立派に育った松が印象的だった。
 かつてこの場所は海だったということで、海抜はマイナス4メートルとなっている。海抜マイナス4メートルでどうやって陸地になっているか不思議なのだけど、そういうこともあるのだろう。
 歴史などについては神社サイトの津島社(大高町寅新田)のページで。



寅新田津島社本社前




寅新田津島社門から本社をのぞく




寅新田津島社青峯観音堂




寅新田津島社青峯観音

【アクセス】
 ・名鉄常滑線「名和駅」から徒歩約23分
 ・駐車場 なし
 
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コメント
  • 海抜
    2021/06/20 02:07
    すぐ南にある水路の脇に立っている街灯に「ここの地盤は海抜0.3m」とありました。ストリートビューでも確認できます。マイナスではないですが…ほぼ0ですね
  • 海抜マイナス
    2021/06/20 20:19
    >なるこさん

     こんにちは。
     コメントいただきありがとうございます。

     マピオンの標高表記がどの程度正しいのか分からないのですが、マピオンでは神社のあたりは-3mから-4mと表示されます。

     あのあたりは江戸時代に干拓で陸地化して田んぼを作ったところで(込高新田)、それ以前は海でした。なので、海抜がマイナスになるのは当然といえば当然なのですが、その後、昭和に宅地化されたときに土を盛ったのかもしれません。
     その結果、現在の標高が0.3mになっているということが考えられます。

     歴史については名古屋神社ガイドに書きましたので、よかったらお読みください。
     よろしくお願いいたします。
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